AM7:30
天気の良い朝。
こんな日はお外に洗濯物でも干しましょうかね、といつものように外に出てみるとお隣さんから立ち昇る煙に気が付きました。
これは火事とかバーベキューとか
そういう煙ではなく、おそらくは薪ストーブから出る煙の匂いなんだろうなあとすぐに思いました。
天気は良くとも、朝の寒さが染みるようになりました…
秋の朝の一コマに、哀愁を感じる男。さらさ由利本荘の大友祐介です。
どうも、秋の色や香りってのは…感傷的な気持ちにさせてくれますよね。
忘れていた、そんな遠い昔の恋の季節を思い出してみたりしてね…ハハッ!!
さて。
朝からそんな薪ストーブの香りを嗅いでいたら
「(焼き芋…食いてえなあ…)」
と。
炭の燻る香り、そして肌寒さすら覚える秋の朝。
そして空腹の胃袋の後押しを受け、今日は
『せや!焼き芋でもやりましょっか!!』
ということで食欲に身を任せ、さつまいもを焼く事にしました!
AM11:00
おはようございますーと入って来た今野パートナーにも焼き芋食べたいよね!とお話するとノリよく『いいじゃないですかー!やりましょうよー!』と。さすがの今野パートナー。大好き。
思い付きなので当然芋はないので今野パートナーに早速さつまいも、そして炭を買って来てもらい、お昼ご飯の落ち着いた頃にさっそく火を起こして焼き芋の準備を始めました!

買って来てくれたのは
・紅はるか(個人的に最もポピュラーでフェイマス。焼き芋、干し芋、芋料理なんにでもなれるポテンシャルをもつ存在)
・紅優甘(茨城県出身の紅はるか改良版。べにゆうか、と読む。甘そうな名前をしている。)
・五郎島金時(石川県出身のほくほく系。上品な甘さで、煮ても焼いても形が崩れにくい料理に使いやすそう)
・安納芋(鹿児島出身のブランドさつまいも。誰でも知ってるねっとり系代表選手)
以上、4選手。
繊細な舌を持っていない、と妻に太鼓判を押されるさらさ由利本荘の大友祐介の舌は、その品種ごとの味わいを感じることが出来るのか心配ではありますが「まあ言うても、甘くてさつまいも味はしてるだろう」くらいは感じ取れると自負していますので、そこはお任せください。
普段さらさ由利本荘の火おこし担当といえば我らが施設長佐々木佑平ですが、今日は年間火おこし経験1~2回の素人中の素人たる自分が担当しますので、その結果どうなるかは…。その結果もぜひお楽しみください。



角谷パートナーと一緒に新聞紙で包む作業中です。
新聞紙で濡らして、アルミホイルで包んで、そして焼くわけですが厳密には焼くのではなく蒸すのが美味しい焼き芋の極意みたいです。というのも70℃くらいを通過することででんぷん質が麦芽糖という糖に変化するんだそう。つまりは焼くんじゃなく、上手に温度管理して蒸し焼きにするのが美味しい秘訣らしいです。
そんなこんなのうんちく知識を得る程に成長したパートナーの焼き芋が………こちら……ッッ!!


めちゃくちゃうまいんだが!!!
なんだよこれ…ねっとり系……お前安納芋か?
分かり易いように仕分けしてたはずなのに、気が付いたらごちゃまぜになってわけわからん状態になっていたので、純粋に味を楽しんでもらうことにしました。





温かいものは現地だけじゃなく、お部屋の方々にもお届けだ!
温かい物は温かいうちに食べるから旨いんだ!!!



やっぱ、ニンゲンだけが食うってのはさ。
ちょっとズルいってもんだよな…!!


職員もみんなで芋開けて食べてみました!



食べ比べてみると意外と味が違う訳ですよ。
お二人の利用者さんが食べていたさつま芋は黄色い感じでおそらく『五郎島金時』だったんだと思いますが、これは少しほくっとした感じでカボチャとか栗に近い感じの甘味でした。
別の方が食べていたのは少しねっとりめで、うーん…これこれ!って感じの甘いさつま芋で、最後の方で割ってみたのはかなりほくっとした感じでややあっさり目。いかにもおいも!って感じで、なんかバニラアイスとか乗せたくなるやつでした。
品種が違うとこんなに違うのかー…と、めくるめくさつま芋ワールドに触れた一日になりました。





いかがだったでしょうか。
少し寒くなって来ただけに、暖かいものが恋しくなる。そんな秋晴れの一日でした。
もう少しするといやでも雪が降る季節がやってきますので、今だけ感じられる季節をドンドン楽しんでいきたいですね。
癖強め文章ブログのファンになりかけております(*^^*)✨笑
食欲の秋🍠みなさんの頬張っている笑顔から、美味しさが伝わってきます〜☺️♥️
嬉しいコメントありがとうございます!
毎度遅筆ですが好き勝手に書いて自分の脳内だけでほくそ笑んでますので、いつか怒られるんじゃないかとひやひやしてますが、誰も傷つかない文章だけは心がけていますので多分毎回平和に締めくくられているはずです。笑
肝心の味なんですが実のところあんまり甘くなかったのもあったわけですよ。今更なんですが。
というわけでバニラアイス乗っけてみたり、リメイクさつま芋なんかも気になった焼き芋の会でした。まあ味はさておき、火遊びってなんかわくわくして楽しいもんですよね!