みなさん、こんにちわ!さらさ横手別館スパです(^ω^)☆
今回、私たちは十文字町にある十文字和紙愛好会の方へチャリティ寄贈させて頂きました😊
十文字和紙についてご紹介致します。
十文字和紙は、横手市十文字町睦合地区で200年以上前から続いている伝統的な手漉き和紙です。
和紙の原料となる楮(コウゾ)は自家栽培されていらっしゃるそうです。
明治時代は十文字和紙の最盛期で、紙漉きをする家は50軒にもおよび、他町村に売り出されておりましたが、現在は1軒だけになてしまったそうです。
十文字地区の小中学校では卒業式に渡される卒業証書が、この十文字和紙で作られた証書で悟パートナーもその卒業証書を頂いた1人です。今もその伝統技術が受け継がれながら続いている事を知り、是非とも何かお力添えできないかとお声掛けさせて頂きました。
和紙が出来上がるまでの工程は、蒸しから紙をすくまでの十数工程を昔ながらの手作業で沢山の手間暇がかけられておりその中でも楮刈りに、自らの手でノコギリを使用して刈っていたそうで、電動チェーンソーがあったら作業が捗るというお声がありました。

職人さん方が細かい作業を何カ月にも渡り手掛けているからこその和紙の暖かみを感じました。
そして先日、十文字西地区交流センターにて贈呈式を行いました。
チェンソー、剪定鋏、鞘鋸、電動鋏をJAWA秋田スマイルチャリティより寄贈させて頂きました。

お手紙を読ませて頂き、館長の泉川様より「大変助かります!早速使わせて頂きたいと思います!」とのお言葉を頂きました。
後日、「楮刈りが無事に終了しました✨」とご連絡を頂きました!!!
今年は日照り続きで、幹が太くなっており頂いたチェーンソーが大活躍し、作業がとても効率よく進み、みなさん喜んでいたとのご報告でした😊



今、若い方達にもその伝統が受け継がれ和紙を使用した絵はがき作り等のイベントを企画され活躍されていらっしゃるそうです。
最後に泉川様より素敵なお土産を頂きました。


お花の花びら1枚1枚が和紙で作られております🌸和紙に藍染めをして葉っぱの色付きもまるで本物かのようです。
ランプも心が「ホッ」とするような暖かみのある灯りに、ついつい見入ってしまいます。
早速レストラン前や共有スペースに飾らせて頂きました。
利用者さん方も足を止め、ご覧になっておりました。



12月に入ると、刈った楮を蒸して皮をむく作業が始まるそうで、是非見学にいらして下さいとのお言葉を頂きました。
利用者さんと一緒に和紙体験に行く計画を練っているところです♪またブログでご紹介致しますのでお楽しみに‥★
これからも、地域の方々や子供たちが十文字和紙を知るきっかけとなるお手伝いが出来ればと思っております。
十文字和紙愛好会の皆さまのご活躍を願っております。

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