
さっそくですが、みなさん
こちらをご覧ください。

なんて立派な魚…。
今が旬の一本まんまの寒鰤が届きましたので、今日は渡辺シェフによる解体ショーを開催しました!
写真だと伝わりにくいですが、一緒に置いてある包丁がおよそ30cmなので約60cmの鰤。
渡辺シェフ曰く「まだ小ぶりだな…!」
ですが、刺身にして皆さんに食べてもらうには十分とのことでした。


以前東京で働いていた頃、毎日築地で仕入れては店で捌いていたそうで
魚を捌くのなんか簡単だ!と豪語する渡辺シェフ。
とはいえ、普段食べるのは捌かれた後の刺身になっている自分からすると、こんな立派な魚をお目にかかれるだけでも興奮がおさまらない…。きっと利用者の皆さんにも喜んでもらえるに違いない…!!
事前にお知らせもしていたのですが、なんと館内放送をする前から楽しみにしていた利用者さんが寿司コーナーにちらほらと。早い者勝ちですからね!特等席を確保してその仕事ぶりをご覧ください☺️


鱗取りの作業をから始まるのですが、すき引きといって表面の鱗と薄い皮を一緒にすきとっていくのだそう。
上の写真にもありますが、表面の皮の下に白い脂があって上手にここを残すことで美味しくお刺身として召し上がっていただけるそうです。
慣れた手捌きであっという間に3枚開きにされる頃には利用者の皆さんも続々と集まっておられ
「もう始まってしまってるねが!」
『おぉ〜立派だ!』
と、利用者の皆さんからも嬉しい声が…。私の耳の栄養になりますねえ…👂🏻



カメラを構える利用者さんや、ちょうど知人の面会に来られた方もいらっしゃったのですが
楽しそうな表情が見れて嬉しかったですね!
その後もどんどん捌いていき、利用者さんも自然と前のめりに…。
自分もその手元を見たくてベストポジションを探し続けたのですが、まな板がまあ綺麗。
工程が進むたびまな板を拭き上げ、流し台を覗いてみても破棄するところが本当に少ないんですよね。
料理してるとまな板というか、台所スペースってゴチャゴチャしてきません?…自分だけ…🙂?



すき引きをしても皮に近い周辺はやや固めで歯応えがあるそうです。
渡辺シェフは格子状に包丁を入れるのですが、これで食べやすくなるそうな。
一つ一つ解説を入れてくれるので、自分も含めて利用者の皆さんがすごく注目している空気感がありました。
「この鰤はどこの鰤ですか?」
『四国の方でないかな。潮の流れが…』
利用者さんと料理人とキャッチボールできる距離感がまた良かったです♪

捌いた分は今晩の鰤のお刺身、あら汁、そして明日の晩ごはんの鰤しゃぶに使われるそうです…!
「くぅ〜いいなあ!」
『早く食べたいねえ!!』
と利用者さんと声を掛け合っていると、試食タイム!
「利用者の皆さんに楽しんでもらうためにやってるんだからどうぞ!」と渡辺シェフからの粋な計らいで試食タイム突入!私も歓喜!!


「言ってみるもんだな!」と大盛り上がりでした🤭
味はもちろん…言うまでもなし。
皆さん口を揃えて「美味しいねえ!」
やっぱり目の前で捌かれた魚が口に入るとなると、またさらに味わいも深い気がしました。
いかがだったでしょうか?
その後渡辺シェフ話を聞いてみると「こんなもん楽勝よ!」と余裕な様子がかっこいい…。
手応えがあったのか、また来月鱈の解体もしてみるか!とのことでした。
鱈といえば白子も美味しいですね…鱈汁…うほほ‥胃袋がぎゅっとなりますな。
カツオの藁焼きなど色々と楽しそうなことも考えてますので、それはまた後のお楽しみですね!
夕食にさっそくお刺身で登場した鰤の刺身にあら汁。
利用者さん同士で
「美味しいなあ!これ解体ショーのあれだで?」
『私、生魚は食べれなくって…』
「ええー!もったいない!」と大盛り上がりでした。食べれないものは仕方ないですが、あら汁にいい出汁が出ててお味噌汁もとっても好評でした!



次回もどんどん盛り上げていきますのでお楽しみに☺️
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